「知らない番号から何度も着信が…もしかしてジェイリース？」
家賃保証会社であるジェイリースと契約している方で、見慣れない電話番号からの着信に不安を抱えている方もいるかもしれません。
特に、家賃の支払いが少し遅れてしまった、という心当たりがあると、なおさら電話に出るのが怖くなりますよね。
この記事を読めば、その電話が本当にジェイリースからなのか、そして、もしそうだった場合にどうすれば良いのかが分かります。一人で悩まず、まずは落ち着いて状況を確認しましょう。
ジェイリースからの督促？まずは電話番号を確認
ジェイリースからの連絡は、家賃の支払いが遅れていることを知らせる重要なサインです。無視は絶対にやめましょう。
まず、かかってきた電話番号がジェイリースのものかを確認することが第一歩です。同社が督促の際に主に使用している電話番号は以下の通りです。
【ジェイリースの主な督促電話番号】
- 0570-006-657
- 0570-006-656
- 0570-010-201（全支店共通の代表番号）
- 0800-500-2103（折り返し用のフリーダイヤル）
※この他にも、契約支店の固定電話や担当者の携帯電話（SMS含む）から連絡が来る場合もあります。
これらの番号から着信があった場合、家賃の入金が確認できていない可能性があります。
どの段階でどの番号から連絡が来るの？
ジェイリースからの連絡は、滞納期間に応じて段階的に行われるのが一般的です。
支払い期日を過ぎてから数日〜1週間程度の初期段階では、主に「0570-006-657」や「0570-006-656」から、「うっかり忘れていませんか？」という確認の電話が入ります。
この時点では、担当者も丁寧な口調で、支払い予定日を確認する程度で終わることがほとんどです。
しかし、その電話に出なかったり、約束の日までに支払いができなかったりすると、SMSでの連絡や、督促状が自宅に届くようになります。
滞納が1ヶ月以上続くと、連帯保証人への連絡や内容証明郵便の送付など、さらに深刻な段階へと進んでしまいます。
督促を無視し続けるとどうなる？
「電話に出るのが怖い」「お金がないから払えない」と、督促の連絡を無視し続けるのは最も避けるべき対応です。連絡が取れない状況が続くと、事態はさらに深刻化してしまいます。
【滞納が続いた場合の流れ】
１．連帯保証人への連絡
あなたと連絡が取れない場合、ジェイリースは契約時に立てた連帯保証人へ連絡します。これにより、家賃を滞納している事実が家族や知人に知られてしまいます。
２．内容証明郵便の送付
滞納が1ヶ月以上続くと、「支払わなければ契約を解除します」という最終通告が、法的な効力を持つ「内容証明郵便」で送られてくることがあります。
３．強制退去
それでも支払いに応じない場合、法的手続きが開始され、最終的には強制的に退去させられてしまう可能性があります。
また、家賃をクレジットカードで支払っている場合は特に注意が必要です。
滞納を続けると信用情報機関に事故情報が登録され、いわゆる「ブラックリスト」に載る可能性があり、将来的にクレジットカードの作成やローンを組むことが非常に困難になります。
ジェイリースから電話が来たらやるべきこと
では、実際にジェイリースから電話がかかってきたら、どのように対応すれば良いのでしょうか。最も大切なのは、誠実に対応することです。
正直に状況を話して相談する
電話に出たら、まずは正直に現在の状況を話しましょう。
「給料日前で払えない」「急な出費が重なった」など、支払えない理由を正直に伝えることが大切です。ジェイリースの担当者も威圧的な態度を取ることはなく、事務的に支払いのお願いをしてきます。
担当者：「〇〇様でしょうか？ジェイリースの△△と申します。今月分のお家賃のご入金が確認できておりませんが…」
あなた：「すみません、急な出費があって…。〇日までには必ずお支払いします。」
担当者：「かしこまりました。では〇日にお支払いをお願いいたします。」
このように、いつまでに支払えるのかを具体的に伝え、相談することで、支払い期限を延ばしてもらえるケースがほとんどです。
もし、約束した期日までの支払いが難しい場合は、分かった時点ですぐにこちらから連絡を入れましょう。無断で約束を破ることが、最も信頼を損なう行為です。
【詐欺に注意！】
最近、「振込先が変更になった」などと偽の連絡をして、金銭をだまし取ろうとする詐欺が報告されています。
振込先の変更などを指示された場合は、一度電話を切り、ジェイリースの公式サイトで正しい連絡先を確認してから、折り返し電話をするようにしましょう。
ジェイリースからの電話は、決して怖いものではありません。誠実に対応すれば、必ず解決の道は見つかります。
一人で抱え込まず、まずは勇気を出して電話に出てみてください。